※とても長い上にあまり楽しい話題ではありません。
震災についての話題になります。
ご心配な方は閲覧をお控えくださいませ(´･ω･`)
去年のあの日から １年が経ちました。
正直 早いなぁ…そんなに経ったんだなぁ…
という気持ちです。
今まで体験したことのない大きな地震。
当たり前の毎日が当たり前ではなくなってしまい
実際に目にしても その現実が信じられなかったです。
テレビを見ていても 本当にこれは北海道で
起きたことなんだろうか？と現実味がなかったです…
あの日から変わったこと たくさんある。
太陽パネルもすごく増えました。
被害の大きかった被災地方面は特に。
安平の道の駅にも太陽パネルが設置されてます。
私自身も携帯の充電をかかさずするようになりました。
（６０％でもすぐ充電してる←）
携帯もPCも常に節電モードなので画面暗いです。笑
でもいいんだ。
充電が無くなってしまったあの日を思えば
暗くても使える方が全然いい。
あとモバイルバッテリーにも全く興味がなかった
のですが、２つ購入しました。笑
仕事をしていて思うのは…被災地方面のおじいちゃん
おばあちゃん、携帯持ってる方が増えましたね。
仕事柄、住所や電話番号を聞くことが多いのですが
大抵震災前は家電の番号を問診票に書く年配の
方がほとんどでした。
でも今は携帯番号を記入される方も多いです。
震災の時に大変な思いをされて購入した方も
多いのでしょう…
ガソリンも早めに入れるようになりましたね…
車に避難時に使える物も置くようになりました。
（洗面道具とかタオルとか…）
私の市の計測値は震度５強だったのですが
市の端の方の、ちとせ空港寄りの場所に
住んでいるので正確には６弱位あったようです。
（ちとせ空港は震度６弱でした）
震災のあった日と、その次の日は仕事が
休みとなり自宅待機していました。
（停電の為診療ができませんでした…）
…と言っても。実はうちの鶴推しが
震災のあった日に東京に行ってたのです。
それで本当は６日に帰る予定が空港が
機能していない為、７日の飛行機で帰る
ことになりました( ；´Д｀)
そして７日もまだバスやJRが動いていない
状態で…私が空港まで迎えに行きました。
（自宅待機なのに外出したダメ社員です←）
空港も本当天井が壊れたり水漏れしたり
地震の被害が大きかったです…
私が行った時はお土産フロアも全て封鎖して
唯一開いていた１階のローソンは長蛇の列が
できていました…
空港の中も外も本当すごい人の数だった…
（空調も入ってないからすごく暑かった💧）
無事妹が到着して車で家まで帰宅したのですが
空港からはタクシーに乗るか、札幌行きのJRが数本しか
動いていない状態でしたので、歩道もない道路横を
歩いて帰る人を何人も見かけました…
どこまで歩いて帰ったんだろう…(´･ω･`)
職場が再開したのは震災から２日後でした。
土曜日でしたので半日のみの診療でしたが
どれくらい患者さん来るんだろう…？と
不安もありましたがあまり混み合いませんでした。
（整形外科等ではないので地震の直接的な怪我を
された方はほとんどいませんでした）
うちに来られる患者さんの３分の１位は被害の大きかった
被災地方面の患者さんです。
テレビではひっきりなしに地震関連のニュースが流れて
患者さんはみんな地震のことを話されてました。
あの日、１本の電話が入りました。
電話の主は被災地の方で、うちにかかっている
おばあちゃんの息子さんでした。
おばあちゃんの家が土砂崩れで全壊し
薬も土砂に埋もれてしまった。
保険証もないけれど薬だけ出して欲しいとのこと。
薬だけ出せる旨を伝えて、しばらくして
息子さんがおばあちゃんと一緒に来院されました。
その時のことを 今でもはっきりと覚えています。
おばあちゃんは購入したばかりであろう真新しい服
に着ていて まだひどく怯えているように見えました…
おばあちゃんの表情が この地震がどれだけ恐ろしいもの
だったかを物語っているようでした…
本当に無事で良かった…
その後、道も少しずつ通行止めが解除されたり
物流も少しずつ元に戻ってきていました。
しかし震源に近かった被災地では水道管が破裂して
しばらく水道が通っていなかったり、まだ通行止め
になっている場所もたくさんありました。
「もう何往復も水汲みに行ってるの〜
本当疲れちゃうよ〜」と話してるおばさまや
「お風呂にしばらく入ってないんだ〜」
と話していたおじさまもいました。
震災から２週間くらいして
「やっと近所の通行止めが解除されて
車でこっちまでこれたんだ」
「本当土砂の被害が酷くてね…」と
話していたおじさまもいました。
前にアメブロでも少し書きましたが、いつも
にこにこして来院してるおじいちゃんのことを。
震災後は本当元気がなくなってしまい
「恐いね…恐い」と話されてました…
大丈夫かな…？と心配してたのですが
次の月にまたおじいちゃんが来院しました。
前よりも少し笑顔が戻ってきているように感じました。
東京にいる息子さんも心配して震災後すぐに
おじいちゃんの元に来てくれたそう。
「今度お嫁さんと孫も一緒に来るって。
来なくてもいいのにねぇ♬」
ておじいちゃん口ではそう言ってたけど嬉しそうだった(๑╹ω╹๑ )
ボランティアの人もたくさん来てくれて
ありがたい♬てお話してました。
地震でたくさん食器も割れてしまって…
でもボランティアの人に頼むの申し訳ないから
自分で片付けたんだ〜て言ってた。
少しだけでも手伝ってもらってもよかったのにね…(´；ω；`)
本当優しくて謙虚なんですこのおじいちゃん…涙
「ほとんど近所の怪我をした人は寝室に
タンスとか置いてた人が多いんだ…」と
おじいちゃんは話してくれました。
２ヶ月経った今でも顔に怪我をして入院してる
人がいることも話してくれました。
かと言う私も…実はデカい本棚の真ん前で
震災時寝ておりました←
本当よく倒れなかったな…ｶﾞﾀﾌﾞﾙ( ；´Д｀)
本は流れ落ちましたがなんとか棚は無事でした。
（机の上の本や物も雪崩状態だった…💧）
今は本棚は安全な位置に移動させました。
これもおじいちゃんのお言葉の影響。
やはり私は震災に対する日頃の備えが足りて
ないなぁと反省…💧
被災地の方は謙虚に前向きに頑張っている方
が多いです。
みなさん優しいんです…✨
ワガママ言ったり愚痴ったっていいのに…
家が全壊、または半壊、震災で職を
失った方は診療代が無料になる免除が
今年８月末まであったのですが、
その証明書を持ってるのに…出さない方もいました。
「なんか申し訳なくてねぇ〜」なんて言うんだよ…
いいんだよ〜！後日町から病院に
負担金がちゃんと入金されるからうちは何も
損しないんだよ〜！！！Σ(❛□❛✿)
（ちなみに震災での怪我以外のことでも
全て免除になります）
しかし無料だから！とたくさん来院する
方も中にはいらっしゃいました。笑
でも全然おっけーよ♬(๑╹ω╹๑ )笑
この写真を見ると色々思い出します…
震災で物流が悪かった時にアイスも全然
売ってなくてね…
アイス大好きな私は結構ショックだった(´･ω･`)笑
そんな時に行った地元の道の駅で
クリームソーダが売ってたのです！！！
久しぶりのアイスにめちゃ感激…(´；ω；`)✨
あとジャガイモもスーパーで品薄になってて
買えなかったのですが、道の駅には売ってたのです！
「ジャガイモあった！」て妹と話してたら
お店の方が「こっちにもありますよ〜♬」
と教えてくれました♡
無事２袋ゲットして帰りました！
当たり前の毎日に戻るまで、不安とか
解消するためにひたすらTwitterとかで
可愛い画像とか動画を見てました。笑
そんな中で出会ったのがちぃたん。
「この子すげぇ！！！wwww」て
たくさん笑わせてもらいました♡笑
なんか。地震があったのに、こんな時に
こんな番組やって不謹慎。とか言う人は
きっと震災を経験してない人なんだろなと思います。
いいんだよ全然。
いつまでも悲しい気持ちや
不安な気持ちでいたくないんです。
少しでも気を紛らわせたいし、笑って少しでも
元気になりたいんです。
ちぃたんの動画にもすごく励まされたし色んな
意味で（？）癒されました。笑
ちぃたんは逸早く北海道に募金もしてくれた。
本当にありがとうちぃたん♡(*´◒`*)
大変長くなりましたが💧
去年はたくさんご心配していただき、
メッセージをくださったりと本当に
ありがとうございました！✨
厚真、安平、むかわもまだ震災の爪痕が
残っておりますが、復興へと皆さん前を向いて
頑張っておられます✨
あの日のことを忘れずに、私も少しでも力に
なれるよう、微力ですが色々貢献していきたいと
思います。
長々と読んでくださりありがとうございました！
